キャスティングの裏側と本当の基準とは
これから俳優やモデルとして活動を始める方、あるいは「なぜあの人が選ばれたのか?」と疑問に思ったことのある方に向けて、監督やプロデューサーが“この人だ”と感じる瞬間について、少しリアルなお話をしたいと思います。
まずはじめに:演技力だけじゃない
もちろん、演技力はとても大切です。
でも、実はそれだけでは足りないのが現実です。
監督たちはオーディションの場で、単に「うまいかどうか」ではなく、
- 作品の世界観に合っているか
- 他のキャストとのバランスはどうか
- セリフの声の質感、間の取り方
- 監督との相性(コミュニケーション)
…といった、目に見えない要素まで含めて見ています。
監督が見る「3つの視点」
① 作品とのフィット感
その俳優が、**“画面に登場した時にどう見えるか”**を監督は常に意識しています。
たとえ演技が上手くても、時代背景や役柄の設定に合っていなければ選ばれないことも。
② 変化への柔軟性
オーディションでは「もう一度、今度は違う気持ちで演じてみてください」と言われることがよくあります。
その時、指示を素直に受け入れて、短時間で切り替えができる人はとても好まれます。
③ 一緒に仕事したいかどうか
撮影現場は、何日間・何週間と一緒に過ごす場所。
挨拶や受け答え、雰囲気から伝わる「この人と一緒に仕事がしたい」と感じるかどうかも、最終判断に大きく影響します。
キャストができる準備とは?
では、俳優としてどんな準備ができるでしょうか?
以下の3つは、私たちキャスティファイでもとても大事にしているポイントです。
- プロフィール写真は最新&自然体のものに
- 自己紹介は30秒以内で、自分らしさが伝わるように
- 日常的に“違う感情で同じセリフを読む練習”をしてみる
最後に:あなたが「選ばれる日」は必ず来る
最初は選ばれないことの方が多いかもしれません。
でも、選ばれなかった=ダメだったという意味ではありません。
むしろ、「今回は合わなかった」だけのこと。
監督たちは、実はあなたのことをしっかり見ています。次の役で思い出されて呼ばれる、ということもよくあるのです。
演じることを楽しみながら、自分らしさを大切に。
きっと、あなたにぴったりの役が巡ってきます。
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